寒中見舞いについて

親類が12月に亡くなり、喪中はがきを出す時期を逸してしまった場合は、喪中はがきを出さずに、年が明けてから寒中見舞いにするほうが良いでしょう。

なぜ、喪中はがきを出さないかというと、すでに先様が年賀状を出し終わっている可能性が高いからです。年賀状を投函した後で喪中はがきが届くと、やはり気持ち的には「悪いな」という気持ちを先様に持たれてしまいますので。

上記理由から、年が明けてから寒中見舞いを出す方が良いのです。
出す時期は、お正月の松の内が明けてからになりますので、1月7日以降の、出来るだけ早い日に出すようにしましょう。

寒中見舞いには、暑中見舞いと同じように、寒い季節に相手を思いやる言葉を書き添えて出すものもありますが、ここでは喪中はがきを出せなかったことに対する報告と、年賀状を頂いたお礼を書くようにしましょう。

文例は、以下のとおりです。

寒中見舞い申し上げます

新年の賀状をいただきまして有難うございました
昨年12月○日に祖母○○が○○歳で逝去しましたので
新年のご挨拶を控えさせて頂きました
旧年中にいただいたご厚情に感謝致しますとともに
今後とも変わらぬご交誼の程よろしくお願い申し上げます

平成○○年 1月

内容的には、喪中はがきとほとんど変わりないような文章でOKです。