喪中はがきの書き方

喪中はがきに句読点は必要なし

喪中はがきの文章には、句読点が付きません。
これは、なぜでしょうか?句読点というのは、明治時代になってから採用されたもので、明治以前は、明確な基準というのはなかったらしいです。昔の文章を見ると、確かに句読点はありません。

そうした文章の習慣というか歴史がずっと続いていて、喪中はがきの文章も句読点を付けないようなのです。もちろん、年賀状や暑中見舞い、正式な手紙にも、句読点を付けません。
正式な挨拶状で、句読点を付けることは、文章の読解力がない人に出すということになり、逆に失礼に当たるらしいです。
喪中はがきには、句読点は付けない。これが基本です。

夫婦連名で出す場合の続柄について

夫婦連名で喪中はがきを出す場合に、特に悩みむのは続柄です。
例えば、奥さんのお父さんが亡くなった場合に、どうするのか?
1つは、夫婦連名で出す場合ですが、この場合は旦那さんと奥さんの名前を並べて書くのですが、旦那さんの方が基本前に来ます。
そうなると、差出人の主が旦那さんになるので、旦那さんから見た故人の続柄ということになるので、「義父」になります。
2つめは、夫婦別々で出す場合です。それぞれ年賀状をまったく別々にやり取りしている場合は、奥さんの友人は旦那さんのことを全く知らないケースもありますので、それぞれが別々に出すという形になります。
この場合は、旦那さんは「義父」、奥さんが「父」と、それぞれにあった続柄にするのが普通です。

基本的には、主人側から見た続柄にするのが無難な書き方です。